使ってるドリッパーを全部紹介してみる。Kalita & ORIGAMI編
ドリッパー全部紹介の後半戦。Kalitaのウェーブドリッパーが1個と、ORIGAMIが3個。ORIGAMIが多い。
No. 004 · coffee gear · vol.2
· · ·
ドリッパー全部紹介の後半戦。
今回はKalitaが1個、ORIGAMIが3個です。ORIGAMIが多い。
前回のHARIO編に続いて、残り4個を紹介します。今回はメーカーが2つに分かれてて、Kalitaのウェーブドリッパーが1個と、ORIGAMIが3個。ORIGAMIはカラー違いで3つ持ってるので、ちょっと説明が難しいんですが、ひとまず全部書いていきます。
Kalita
ウェーブドリッパー 美濃焼(DACHI)
Wave Dripper MI185 / Mino Ware
Kalitaウェーブシリーズは、底が平らなフラットボトムで穴が3つというのが最大の特徴。そのフラットな底面にウェーブ(波型)のペーパーフィルターを組み合わせることで、お湯が粉全体に均一に広がる仕組みになっています。「注ぎ方がちょっとブレても味が安定する」という設計で、HARIO V60とは真逆のアプローチ。
これの美濃焼(DACHI)バージョンを選んだのは、シンプルに見た目が好きだからです。岐阜県の土岐市で作られた陶器で、窯変釉薬を使ってるので同じ色でも一つ一つ表情が違う。手に持ったときのやわらかな質感もよくて、道具として愛着が湧く感じがします。
抽出については、円錐型と比べてすっきりと雑味が少ない味になりやすいです。劇的に個性が出るというよりは、おいしい一杯が安定して出てくる、そういうドリッパー。「今日はちゃんと飲みたいけど、あまり頭を使いたくない」みたいな日に引っ張り出します。
抽出方式
透過式(フラットボトム・3つ穴)
向いてる豆
中煎り〜中深煎り全般
難易度
★☆☆☆☆(誰でも安定しやすい)
こんな人に
安定重視・道具の質感にこだわりたい人
ORIGAMI ドリッパーとは
岐阜・美濃焼で作られた円錐型ドリッパー。20本の深いリブが空気の通り道をしっかり確保して、お湯と抽出のスピード連動性が高いのが特徴です。V60用の円錐フィルターとKalita用のウェーブフィルター、どちらも使えるのも面白いところ。フィルターで抽出の傾向も変えられる。2019年の世界大会でチャンピオンが使用したことで一気に注目を集めました。
ORIGAMI
ドリッパー S
Dripper S · Limited mikage 限定 mikage
ORIGAMIの最初の1個。限定カラー「mikage(御影)」というシリーズで、御影石のような柄のマットな質感に一目惚れして即決しました。落ち着いた色味でかっこよくて、これがORIGAMIを買うきっかけになったやつです。
ORIGAMIは抽出スピードが速いのが特徴で、注いだお湯がすーっと抜けていく感じ。その分、淹れ方の自由度が高くて、ゆっくり注げばどっしり、早く注げばすっきり、みたいにコントロールしやすいです。V60に似てるけど、もう少し操作感が手に伝わりやすい印象。
mikageは手に持ったときのマットでずっしりした質感が好きで、「この豆の雰囲気にはmikageがいい」みたいな日に使ってます。コーヒーって味だけじゃなくて、器具の見た目とか雰囲気も込みで楽しむものだと思っているので、それでいい気がしてます。
抽出方式
透過式(円錐 or ウェーブ対応)
向いてる豆
なんでも対応
難易度
★★★☆☆(速いので少し慣れが必要)
こんな人に
渋くてかっこいい色が好きな人
ORIGAMI
ドリッパー S
Dripper S · Limited Orange 限定オレンジカラー
mikageの次に買ったORIGAMIの2個目。限定のオレンジカラーで、mikageとは真逆の明るい色味。キッチンに置いてあるとそれだけでテンションが上がる。
ドリッパーとしての特性はmikageと同じですが、使い分けとしてはこちらが普段使いのメインになっています。明るい色のほうが朝のコーヒーには気分が合う気がして、気づいたらこっちを手に取ることが多い。
円錐フィルターとウェーブフィルターどちらも使えるので、その日の気分や豆に合わせてフィルターを変えるのも楽しい。円錐フィルターだとコクが出やすく、ウェーブにするとよりクリーンになる。このあたりをいじるのが地味に好き。
抽出方式
透過式(円錐 or ウェーブ対応)
向いてる豆
浅煎り〜中煎り(なんでも対応)
難易度
★★★☆☆(速いので少し慣れが必要)
こんな人に
明るい色が好き・幅広く試したい人
ORIGAMI × LEAVES COFFEE ROASTERS
Pinn Dripper
Pinn Dripper · 共同開発モデル
ORIGAMIとLEAVES COFFEE ROASTERSの共同開発で生まれた新しいドリッパー。通常のORIGAMIドリッパーが角度60°なのに対し、Pinnは55°と少し急な角度で設計されています。これによってコーヒーベッドの面積が小さくなり、お湯が全体に均一に行き渡りやすくなるのが特徴。
コンセプトは「1分30秒で完成度の高い一杯」。短時間抽出を想定した設計なので、雑味やえぐみが出る前に抽出が終わって、クリーンですっきりした味になりやすいです。底穴の径も通常のORIGAMIより5mm大きくなってて、お湯が詰まりにくい設計。特に浅煎りの繊細なフレーバーが引き立ちやすいと感じてます。
これを買うには専用のジグ(フィルターの角度を整えるツール)とのセット購入が必須で、ちょっとお作法がある道具です。使い始めてまだそんなに経ってないので、まだ探りながら使ってる段階。慣れてきたらちゃんとレシピを詰めてみたいと思ってます。
抽出方式
透過式(55°・専用ジグ必要)
向いてる豆
浅煎りを短時間でクリーンに
難易度
★★☆☆☆(安定しやすい設計)
こんな人に
ORIGAMIユーザー・短時間抽出を試したい人
全8個・まとめ
- 朝、楽に淹れたい → HARIO MUGEN(1投でOK)
- 浅煎りをクリーンに → HARIO V60 NEO / ORIGAMI Pinn
- 中〜深煎りをまったりと → HARIO ALPHA / Kalita Wave 美濃焼
- 気分・豆に合わせて自由に遊ぶ → ORIGAMI(オレンジ or mikage)
- じっくり向き合いたい日 → HARIO V60(原点)
こうして並べてみると、全部ちゃんと役割が違っていて、無駄じゃなかったなと思えてほっとします。ドリッパー沼にはまだ底がある気がするんですが、ひとまず今のところはこの8個で十分満足してます。次に気になってるのはあるけど、それはまたいつか。
Prev Post · vol.1
使ってるドリッパーを全部紹介してみる。
HARIO編
— Len
コメント