飛騨高山に行ってきた。vol.2
高山旅2日目。朝風呂キメて宮川朝市、おばあちゃんの300円コーヒー、haiz coffee TAKAYAMAで旅一番の一杯、高山陣屋で江戸の役所建築、高山ラーメンのあっさり鶏ガラ、桜山八幡宮まで足を伸ばして、夕方の特急ひだで帰宅。
No. 031 · travel · Takayama vol.2 / 2 · 2026.3.28–29
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朝風呂、朝市、旅一番のコーヒー、江戸時代の役所、高山ラーメン、神社。
2日目にして、この旅の正解を引いた感覚。
Day 2
宮川朝市・haiz coffee・陣屋・桜山八幡宮
朝風呂 → 宮川朝市 → haiz coffee → 高山陣屋 → 高山ラーメン → 桜山八幡宮 → 特急ひだで帰宅。haiz coffee で「この旅の正解」を引いた一日。
朝風呂キメて宮川朝市へ。
朝起きてまずは 貸切露天風呂。なぜかこのホテル、海外のお客さんで賑わってる時期のはずなのに、夜も朝も貸切風呂が空きっぱなし。結局2日連続で独占できた。朝風呂、最高すぎる。1日のスタートとして格が違う。
そのまま 宮川朝市 へ。宮川沿いに早朝から並ぶ屋台の市場で、野菜・漬物・地のもの・雑貨。特に何を買うわけでもないんだけど、こういう場所の空気感を眺めるだけで楽しい。
宮川朝市。地元のおばちゃんと観光客がゆるく混ざる朝の通り。
朝市の中で、おばあちゃんがやってる300円コーヒー を一杯。安い、軽い、染みる。隣のスタンドの会話を聞きながら、紙コップ片手に朝の空気を吸う。観光地のコーヒーの中で、この300円が一番旅らしかった、というのが本音。
朝市の一角、まさかの一杯300円。これが沁みる。
haiz coffee TAKAYAMA、この旅一番の一杯。
朝市を抜けてすぐ、近くにある haiz coffee TAKAYAMA へ。正直、この旅で一番印象的だったのはここ。
haiz coffee TAKAYAMA。グレーのファサードに「OPEN」だけが浮かぶ。
宮川沿いの本町、コンクリートと木と土間で構成された ミニマルな無機質空間。テラス側は宮川に向かって完全に開いていて、街と川と店内が連続している。「カフェ」というより「空間」が完成してる タイプの店。
コンクリートのカウンターに並ぶ豆と器具。器も含めて全部見せる設計。
深いブルーグレーの壁に、**Isamu Noguchi の AKARI** がぽっかり浮かぶ。これが効きすぎ。
注文したコーヒーが、信じられないくらい綺麗な味。雑味ゼロ、香りはちゃんと立つ、後味がスッ。器もきれい。写真のあの照明、Isamu Noguchi の「AKARI」シリーズ。空間からの影響で「改めてアカリ欲しいな」と思わせる店、というのは半分本気。
湯気の立つ陶器とガラスサーバー、横から差す光。これだけで一枚完成してる。
豆もうますぎたので そのまま購入。家でこの旅を延長するための一袋。**「この旅の正解」**を、2日目の午前で引いた感覚があった。
高山陣屋で江戸時代をぶらぶら。
カフェの余韻で次は 高山陣屋 へ。江戸時代に幕府が高山に置いた 代官・郡代の役所 がそのまま残っている、全国でも唯一の現存陣屋。
高山陣屋の表門。瓦と木の重さがそのまま残ってる。
廊下を歩くと、役人の執務スペース、白州(裁判場)、台所、米蔵 までそのまま残っていて、当時の生活が手触りで分かる。日本史は別に詳しくないんだけど、こういうのはフィーリング だと思う。「この板の上を江戸時代の人が同じように歩いてた」っていう感覚、それだけで価値がある。
米蔵に積まれた米俵。年貢として集まったお米の量、エグい。
お昼は高山ラーメン。何杯でもいけるあっさり鶏ガラ。
お昼は 高山ラーメン。極細ちぢれ麺 + あっさり鶏ガラ醤油 のシンプル極まりないやつ。具はチャーシューと長ネギと半熟卵、それだけ。
高山ラーメン、引き算の美学が効いてる一杯。
何杯でもいけるやつ。最近の濃厚ラーメンに慣れすぎた舌に、このシンプルさが逆に効く。スープを飲み干してもまだ食える気がする、っていう感想は 暴飲暴食フラグ だけど。
街を歩いて、桜山八幡宮まで足を伸ばす。
午後は街をぶらぶら歩いて、ちょっと足を伸ばして 桜山八幡宮 まで。秋の 高山祭で屋台(やたい)が出る方の神社。境内は意外と広くて、参道の杉並木と石灯籠の雰囲気がすごくいい。
人が引いた裏通りと、桜山八幡宮へ向かう途中の宮川。
境内の大樹。空が抜けてて気持ちいい。
鳥居が青空にすこっと映える。これが見たかったやつ。
自分は自然と建物を撮るのが好きらしい、ということを改めて確認した一日。料理よりも、人よりも、シャッターを切ってる回数が圧倒的にこっち側だった。
夕方の特急ひだで帰宅。
夕方の 特急ひだ に乗り込んで、車窓の山と川を見ながら帰路。
帰りの車窓。来たときと逆向きでも、相変わらず最高。
1泊2日、思いつきから完結まで4日。直前ホテルセットの威力、ふと有休を取る勇気、海外勢に荒らされてない朝の貸切露天、朝市の300円コーヒー、haiz の一杯、舩坂の和牛。全部が当たりだった休日。
直前のフラっと旅、これからもう少し増やしていきたい。
— Len
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